京都市内地図を見てて遠いと思いつつ長い間行きたいと思っていた龍安寺に、先日ようやく行って来ました。龍安寺は室町時代の武将・細川勝元が創建した寺院で、1975年にイギリスのエリザベス2世が石庭を絶賛したことをきっかけに世界的にも知られるようになりました。

龍安寺と聞いて多くの方が思い浮かぶのは石庭かと思いますが、実は作庭者・時期が不明であり、また作られた意図も憶測の域を越えないとの事。その為複数の解釈が存在します。
個人的に好きなのは“虎の子流し”という母虎の努力と愛情を十分に感じられる中国の説話から来る解釈。
その内容とは…。

特に知識のないまま行ってなぜこのような石庭を作ったのか、どういう表現をしようとしたのか、あるいは複数ある解釈を調べた上でどれが一番合っているのか等、石庭の謎について自分なりに考えるのも魅力の一つかもしれないですね。
興味があればぜひ足を運んでみて下さい。

～龍安寺～
拝観日時：3月1日～11月30日…8：00～17：00
12月1日～2月末日…8：30～16：30
拝観料：大人・高校生…500円、小・中学生…300円
アクセス：京都駅より　市バス50番系統　立命館大学前下車　徒歩7分