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先日、西新井大師へ初詣に行ってまいりました。
西新井大師の正式名称は「五智山遍照院總持寺」といい、開山は826年と伝えられています。
かつて弘法大師様がこの地を訪れた際、悪疫流行に悩む村人たちを救おうと自ら十一面観音像とご自身の像をお彫りになられ、観音像を本尊に、ご自身の像を枯れ井戸に安置し護摩祈祷を行なったところ、井戸から清らかな水が湧き、たちまち病気が平癒したと伝えられています。
この井戸が本堂の西側に位置していたことから、「西新井」という地名が誕生したともいわれているそうです。

 

また、神奈川県川崎市にある川崎大師、千葉県香取市にある観福寺と共に「関東厄除け三大師」と呼ばれており、古くは江戸時代から女性の厄除け祈願所として名を馳せたと言われております。
現在でも厄除けの霊場となっているほか、様々な所願成就やお子様の初参り、七五三のお参りなどで東京を始め関東近県から多くの方が訪れております。

 

護摩祈祷とは別に自動車の交通安全を願い車祈願も行なわれております。
「身を正し車を清め事故は無し」のもと、お車を本堂前まで乗り合わせ、交通安全のお札を授かることもできます。（お正月期間中は実施していないこともございます。詳しくは西新井大師のホームページにてご確認ください）

 

ご祈祷終了後は、山門を出て左右に広がる大師名物の草団子を食べて一休み。
西新井駅まで電車で1本ですので、そこから乗り換えてスカイツリーや浅草観光も可能です。

 

初詣は節分までにお参りすればよいと言われております。
まだの方、今年は西新井大師で初詣はいかがですか？

 

日暮里駅よりJR常磐線にて北千住駅へ。北千住駅にて東武スカイツリーラインへ乗換西新井駅にて東武大師線へ乗換大師前駅下車徒歩約3分。
西新井駅より徒歩でも参拝可能です（徒歩約20分）

 

こちらが本堂内部の写真です。
奧には弘法大師様が祀られています。