2023年07月11日
都電荒川線
こんにちは。いつもアルモントホテル日暮里のブログをご覧いただきましてありがとうございます。
今回は、都電荒川線をご紹介させていただきます。
都電荒川線は荒川区の三ノ輪橋停留場と新宿区の早稲田停留場を結ぶ唯一の都電路線となっています。
沿線には飛鳥山公園、あらかわ遊園といった花見の名所が多いことから2017年4月に「東京さくらトラム」の愛称を導入しました。
かつては都内に40路線近くが走っていた都電ですが、自動車が普及し交通渋滞に巻き込まれやすくなったとの理由で荒川線を残し他の路線は廃止されたり、都営バスへ移行されました。
荒川線が残った理由としては、道路に面していますが路線の9割が専用軌道(電車しか走ることが出来ない道路)であり、この荒川線にほぼ並行して走る明治通りの慢性的な交通渋滞で路線バスへ移行しても定時運行が困難であること…が挙げられています。
もともとは区間ごとに4つの路線に別れていたそうですが、現在はそれら全てをまとめて「荒川線」と呼んでいます。
また、広く子供たちに親しまれている「チンチン電車」という名前もこの荒川線が停留場を発車する際に鳴らすベルの音が由来とされています。
かつては車掌さんが乗務しており、発車する際に鳴らしていたそうですが1977年のワンマン運転移行後、いきなり発進すると乗客が転倒してしまうかもしれないのことで、発車合図として整備されたのだそうです。
行楽シーズンを除き貸切をすることも可能で、可能な範囲で車両を指定することも可能なようです。
運賃は均一で1乗車現金で大人170円、小児90円、ICカード大人168円、小児84円です。
その他、都電が1日乗り降り自由の一日乗車券も販売しています。
沿線には飛鳥山公園を始めとした観光名所や古き良き時代の面影を残す商店街などが点在していますので、観光にも最適です。
地下鉄やJRと組み合わせて利用すれば丸1日東京を楽しむこともできます!!
レトロ調の車両も走っていますので、どの電車に乗れるかワクワクしながら待つのも面白いですよ。
いずれは実際に乗車し、沿線の紹介もしていければと思っております。
次回のブログもお楽しみに!!