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10月になり、いよいよ秋めいてまいりました。紅葉が待ち遠しい季節になりましたね。
さて、久しぶりの「気まぐれ東京観光」は秋葉原・電気街編でございます。

 

この秋葉原は地域の総称で、秋葉原駅周辺や千代田区外神田・神田佐久間町及び台東区秋葉原周辺を指しています。
戦後この地区には闇市が発展し、その後高度経済成長期とともに電子機器やソフトウェアを取り扱う店舗が建ち並び、日本一の電気街として発展しました。
バブル崩壊後は主力商品をパソコンに移し、それを求めるマニアが集まり、2004年に放送された『電車男』がきっかけとなりオタクの街として有名になりました。
2010年以降はメイドカフェやアニメなどのグッズを販売するホビーショップが軒並み出店し、サブカルチャーの聖地としても名を馳せています。

 

元々は明治2年の大火を受けて出来た空き地に「鎮火社」が建立されましたが、江戸の街では火防の神として秋葉権現が広く信仰されていたことから、この鎮火社にも秋葉権現が祀られていると勘違いしてこの火除け地を「秋葉の原」「秋葉っ原」と呼んだことが地名のおこりと言われています。

 

JRの電気街口を出ると、電気店の他にゲームセンターやホビーショップが建ち並んでいます。
海外の方も多くいらっしゃっており、休日には歩行者天国も実施されているほか、様々なイベントが行われ毎日混雑しています。

 

その電気街口から少し歩くと、万世橋と呼ばれる橋があります。
かつてはこの地に交通博物館がありました。
その万世橋付近にはかつての万世橋駅を再利用した商業施設があり、かつてのホーム類が保存されており真横で電車が通る様子を見ることもできます。

 

秋葉原独自の世界観、一度訪れて頂き体感してみて下さい。

 

JR秋葉原駅よりすぐ

神田明神通りとの交差点付近から見ると電気街の雰囲気をより感じて頂けると思います。

旧万世橋駅のホーム跡地からはこのように電車が通る光景を真横に見ることが出来ます。
正面の階段はかつて駅時代に実際に使用されていた階段で、とても歴史があるものです。