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今月も東京の展覧会情報をお知らせいたします。

今月から7月6日まで上野の東京都美術館ではミロ展が開催されています。

ジュアン・ミロはスペイン出身の画家であり、ピカソと並び20世紀を代表するスペイン人芸術家です。ミロはいつも象徴的でシンプルなフォルムと色を使っているにもかかわらず、彼の絵は複雑なテーマを表しています。

展覧会に行くと、ミロがスペイン内戦、第二次世界大戦と母国の独裁政権を経験するにつれて、描く絵の内容が変わっていくということに気がつきます。この変化ははっきり見て取れますが、ミロの綺麗な色使いは晩年の作品においても、どんな時代においても明るくて無邪気な絵だと個人的に思いました。

今回の展覧会が開催できるように、東京都美術館がバルセロナのミロ美術館と協力したため初期から晩年までの作品を本格的に楽しめます。

私が個人的に一番印象的で好きになった作品は戦争が起きる前の若きミロのスペイン風景画でした。また『オランダの室内』という絵はとても面白くて皆様におすすめしたいと思います。

 

https://miro2025.exhibit.jp/

 

＜交通＞

乗り換え無し、片道約10分

東京メトロ・日比谷線「茅場町」駅→「上野」駅